考え方はシンプル!ぼったくりされない引越し業者の選び方

住宅売却
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引越しの際は、引越し業者のサービスや価格を見比べながら、業者を選ばなければならないと思い、大変だと感じるかたも多いのではないでしょうか。

筆者自信も、引越し前はやることの多さにうんざりしていました。

ただ、引越し業者選びは、考え方はとてもシンプルです。

それは、

  • 引越し業界の構造上、各社の価格に大きな差は出ない
  • ぼったくりにだけ注意する

ということです。

本記事では、200軒以上の引越しあっせんを行った経験のある筆者が、ぼったくりされない引越し業者の選び方と、おすすめの一括見積サイト「引越し侍」の特徴を解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 引越し業者をどう選べば良いかわからない
  • 引越し業者は、ぼったくりが多いと聞いて不安
  • 引越し業者のオプションが必要かわからない



引越し業者は、どんぐりの背比べ

冒頭で、引越し業者は各社の価格に大きな差は出ないと申し上げましたが、このことについて具体的に解説します。

サービスで差別化できない

引越し業者の作業は、とても単純で、A地点からB地点に荷物を運ぶのみです。(引越し業者には失礼な言い方になり申し訳ありません)

荷物の移動方法も、住宅内は手や台車で運び、トラックが使える場所はトラックを使うなど、各業者によって、差が出る部分はほとんどありません。

また、ダンボールなどの梱包や、養生方法なども、費用面での差はわずかです。

つまり、本来引越しというサービスだけで、大きな費用の差がでることはないわけです。

オプションは、ただの追加の業務

引越し業者によっては、様々なオプションを用意している業者もあります。

  • 家電の設置
  • 耐震グッズの取り付け
  • カビ対策や防虫対策
  • 荷物の一時保管
  • 不要な家財の処分

など、様々なオプションがありますが、これらは本来の引越し業務で差別化できないために、追加されているオプションです。

少なくとも、オプションがなくても引越しは可能ですので、本当につけたいと思ったオプションのみ追加することをおすすめします。

筆者が経験したぼったくり見積もり

筆者自身も、10年ほど前に引越しを行った際には、ぼったくりの見積もりを提示されました。

1社目の見積もりで、誰もが知る大手の引越し業者ですが、たまたま家族が不在で、私だけで対応していました。

その引越し業者は、1社目の見積もりであることを知ると、20万円(相場の2.5倍)の見積もりを提示し、即決を求めてきました。

そして、20万円(相場の2.5倍)の金額を見せた後に、「好きな価格を言ってみてください」と言われたので、「そこまで自信を持っていらっしゃるなら、8万円でお願いします。」と返したところ、8万円になりました。

きっと、その不動産業者は相場を知らない人を相手に、「じゃあ今回は割り引いて15万円で!」などと言って契約を取ろうとしたのでしょう。

こちらが相場を知らない素人だと甘く見たのでしょうね。その後は、こちらのターンでしたが。笑

その後は、散々嫌味を言って帰られましたが、きちんと8万円で引越しをしていただきました。

このように、相場を知らない人からぼったくりすることで、経営が成り立っているため、ぼったくりをされないことが何よりも重要となります。

ぼったくりされない引越し業者の選び方

では、次にぼったくりされない引越し業者の選び方について、解説します。

予算を伝えない

まず、こちらがいくらが適切であると考えているかを伝えないことが重要となります。

予算を伝えると、それに合わせた金額を提示するため、決して伝えてはいけません。

複数社の見積もり

見積もりは、必ず複数社とってください。そして、他の業者の見積もり金額を伝えないようにしましょう。

1社目がぼったくりの見積もりだった場合、その金額を伝えると2社目もぼったくりの見積もりを提示します。

そして、筆者の事例のように、引越し業者は即決を求めてきますが、即決はやめましょう。(筆者は、相場を把握していたので、例外と思ってください)

見積もり内容を合わせる

引越し業者によっては、見積もりを安く見せるために、本来含めておく見積もりを計上していない場合もありますので、注意が必要です。

例えば、

  • ダンボール
  • 養生費

などが、見積もりに含まれているかを確認しましょう。

見積書の下の方に、小さく別途費用についての記載がありますので、よく読みます。

なお、本来含めておく見積もり費用を別途費用としている引越し業者は、他にも追加費用を請求してくる傾向にあります。この時点で候補から外しておきましょう。

引越し見積もり一括査定サイトの選び方

自分で見積もり業者を選べるか

引越し見積もりの一括査定サイトの中では、自分で見積もり査定業者を選べるものと、選べないものがあります。

先述しましたとおり、引越しは業者によって金額差が生まれにくいので、3~5社見積もりをすれば充分です。自分で対応が可能な業者数考え、自分で見積もり業者を選べるサイトを使いましょう。

現地確認前に概算をもらえるか

引越し見積もりの一括査定サイトの中では、荷物の量を入力して、費用の概算をもらえるサイトともらえないサイトがあります。

引越しは何よりも相場を把握することが重要ですので、費用の概算をもらえるサイトを利用しましょう。

メール連絡の希望を伝えることは可能か

引越し見積もりの一括査定サイトを利用すると、異常なくらい早く電話がかかってきます。

引越し業者は早く顧客を囲い込むことに必死ですので、早くアポを取って、早く契約を取りたいと考えています。

電話連絡が嫌な場合は、メールで連絡くださいと伝えるようにします。

そのために、電話番号を入力しなくてよいサイトか、連絡方法を指定できるサイトを使いましょう。

しかし、メール欄楽を希望しても電話をしてくる業者もいるので、その業者は候補から外します。

ちなみに、電話がかかってきた場合は、

  • 電話連絡を拒否したにも関わらずかけてくる御社とは契約しない
  • 御社内から私の個人情報を削除してください

と伝えてください。2022年4月に個人情報保護法が改正され、企業は個人情報の削除依頼に応じる必要が発生しています。これで2回目の電話はかかってきません。

おすすめの一括査定サイト

以上の条件を踏まえまして、おすすめの一括査定サイトは、「引越し侍」です。



もちろん「引越し侍」は、上で解説しました3つの項目を満たしています。

さらに、提携業者数が300以上と多く、選ぶ上で不自由しないでしょう。

引越し関係を比較しているサイトは数多くありますので、時間がある人はしっかりと比較しても良いですが、一括査定サイトを比較するより、引越し業者の比較に時間を使った方が有意義です。

一括査定サイトを使わなくても大丈夫、でも手間がかかる

一括査定サイトを使う場合、個人情報がもれる恐れを心配されるかたもいらっしゃいます。その気持ちごもっともです。

一括査定サイトを使わず、ご自身で各社に見積もりを依頼することも可能です。

ただ、何よりもご注意いただきたいのは、ご自身で各社に問い合わせる場合は、ぼったくりの見積もりを提示される可能性があるということです。

一括査定サイトは、必ず複数社見積もりを依頼しているため、ぼったくりの見積もりを出しにくい構造となっています。しかし、各社に個別で見積もり依頼をすると、その抑止力が働きません。

仮に、各社に個別で見積もり依頼をする場合は、即決はせず、必ず見積もりを複数社比較しましょう。

また、引越し業者の中には、自社のホームページで同様に荷物の量を入力して、概算をもらえる業者もいますが、見積もり毎に入力するのは非常に手間ですし、数え方も各社違ってきますので、一括査定サイトを利用することをおすすめします。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回は、引越し業者の選び方をご紹介しました。

引越しは、各社で費用に大きな違いは生じませんので、適切な競争環境を確保して、ぼったくりされないようにだけ注意すればOKです。

引越し業者をきちんと選ぼうと時間をかけすぎるより、早めに業者と契約し、希望の日時を抑えることを優先した方がよいでしょう。

この記事がみなさんの引越し業者選びの一助になれば幸いです。

本日もありがとうございました!



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