工事の振動で自宅にヒビ?工事の影響を調査する「家屋調査」とは

日常の困りごと

隣地の工事は騒音だけでなく振動も問題

これから隣地で工事が始まるかたは、「うるさそうで嫌だな~」とお考えかと思いますが、騒音だけでなく振動も大きな問題となる可能性があります

この記事は、

  • これから隣地で工事が始まるらしい
  • 今、工事の振動で悩んでいる

というかたに参考になる記事です

工事の振動・騒音だけでなく、建設計画そのものに反対したいというかたは、こちらの記事をご参照ください

工事の振動で自宅が壊れる?

隣地の工事の振動によって、地震かと思うくらい家が揺れることがあります

特に振動が大きいのは、解体工事です。昔と違って、杭がある建物を解体するときは、杭まで引き抜く必要がありますので、特に振動が大きくなります

どれくらい揺れるかは、地盤の固さなどが影響します。ただし、これは実際に工事をしてみないことにはわからず、事前に想定しづらい項目となります。意外と遠くの建物がよく揺れていたりします

揺れるだけなら良いのですが、場合によっては自宅にヒビが入るなど、影響がでる場合があります

また、施工のため大きく掘削したり、地下水をくみ上げたりする場合もあり、地盤沈下の可能性もあります。その場合、近隣の建物が傾く場合もあります

これらの影響を把握するために、「家屋調査」というものがあります

工事の影響を調査する「家屋調査」とは

家屋調査の調査内容

家屋調査とは、

工事場所周辺の建物のヒビや傾き等を調査し、工事による影響を調査する

ものです

「家屋調査」は、「近隣家屋調査」と呼ばれることもあります

調査対象は、

  • 外部(外壁や外構など)のみ
  • 外部と内部(部屋内)両方

の場合があります

なお、調査するのは、家屋調査専門の調査会社で土地家屋調査士ではありません

家屋調査のタイミング

家屋調査は、事前調査と事後調査があり、両方調査するのが基本となります

  • 事前調査では、工事前に調査し、既存の状況を確認します
  • 事後調査では、工事後に調査し、工事前と比べて建物に影響がなかったかを調査します

家屋調査の範囲

家屋調査をする範囲に規定はありません

実は、法的には施主や施工者に家屋調査を行う義務はありません。あくまでも工事の責任を明確にするため、施主や施工者が任意で調査を行っています

そのため、どこまで家屋調査を行うかは、施主や施工者の考え方次第で、全く行わない場合もあります

一般的には、解体する建物から10~20mくらいの範囲を行う場合が多いです

マンションなら外部のみ、戸建てなら外部+内部を調査するのが主流です

家屋調査の流れ

工事前に家屋調査の要望を伝える

家屋調査は、施主や施工者が調査会社に依頼します。近隣住民が自分で調査会社に依頼する必要はありません

大きな工事であれば、説明会や近隣協議の際に家屋調査の希望を聞かれます。拒否をすることもできますが、後々トラブルにならないように調査をしてもらうことをおすすめします

もし、何も言われなければ、こちらから家屋調査をしてほしいと言いましょう

ビラが配布されている場合は、ビラに記載の連絡先に連絡します

ビラが配布されていない場合は、工事敷地の看板に連絡先が書かれていますので、そこに連絡しましょう

連絡する際は、できるだけ通話を録音したり、メールで連絡したりと記録を残します

もし、家屋調査を断られた場合、こちらに有利な証拠になります

工事の振動で自宅に影響がでないか心配なので、工事前に家屋調査をしてほしいです

着工前の自宅の映像を記録しておく

家屋調査を断られた場合や、自宅に入ってほしくなくて断った場合は、自宅の映像を記録しておきましょう

映像は、外観全周と内観各部屋、外回りのフェンスや土間などすべてを記録します

撮影方法は、動画で撮影するのがおすすめです。写真は、自分が思っている以上に写せていません

ヒビの入りやすいポイントはありますが、そんなことは考えずとにかく撮りましょう

日付があるとより効果的です。新聞の日付を写すのも良いでしょう

結構揺れるなと思ったら、即座に言う

実際に工事が始まり、揺れが我慢できないと感じたら、遠慮なく施工者に言いましょう

もし、家屋調査をしていない、または断られた場合は、合わせて建物に被害がでたらどうするのかを聞いてみましょう。施工者は、回答に困ります

また、後からでも家屋調査は行う場合があります。もう一度言ってみると、家屋調査をしてもらえるかもしれません

ただ、振動の大きい工事は解体や基礎工事の期間がほとんどですので、揺れを感じてから調査だと遅い場合もあります

最後に

最後までご覧いただき、ありがとうございました

近隣で工事が始まると、騒音・振動などで我慢の日々が続きます

その中、精神的な我慢だけでなく、自宅まで被害を受けたら許せないですよね

後々、家の日々を見つけた時に、「あの時の工事のせいでは!?」とならないように、着実に準備をしていきましょう

この記事が後々のトラブル解決の一助になれば幸いです

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