購入前に確認しておきたいマンションの駐車場の種類とは

住宅購入

駐車場の使いやすさは大切

これからマンションを購入しようとお考えのかたは、住宅の内部だけでなく、駐車場の種類も確認しておきましょう

日常的に自家用車をお使いの場合は、駐車場の使いやすさは、日常生活の快適度に大きく影響します

この記事では、マンション購入後に後悔しないために、購入前に確認しておきたい駐車場の種類について解説します

この記事はこんな人におすすめ
  • マンション購入前に、駐車場でチェックすべきポイントを知りたい
  • 今お住まいのマンションの駐車場が余っている、不足している

マンションの駐車場で確認すべきポイント

駐車場で確認すべきポイント①:駐車スペースの大きさ

まず、自分の車を停められるか確認しましょう

車の全長・全幅・全高・重量を確認し、駐車が可能であることを確認します

特に、機械式駐車場の場合は、全高が1.55m以下と制限されている駐車場もありますので、ご注意ください

一般的には、駐車スペースの大きさは、2.5m×5.0mが標準のサイズとされています

スペースは同じでも、隣が駐車スペースの方が、隣が壁の場合より通路が広くなりますので、駐車スペースと左右の状況を確認しておきましょう

そして、車はいずれ乗り換えることになります。今後乗る換えるかもしれない車もイメージして確認しましょう

駐車場で確認すべきポイント②:駐車場の台数

近年、ファミリーマンションなどは、各自治体等の条例等により、住戸数の90%や100%の台数を設置している場合が多くあります。しかし、ワンルームマンションや築古のマンションでは、住戸数に対し駐車場の台数が極端に少ない場合もあります

購入前に、住戸の何パーセントの台数が駐車可能で、中古マンションの場合は、空きがどれくらいあるか確認しましょう

駐車場で確認すべきポイント③:駐車場の形状

次に、駐車場の形状による比較を行います

平面駐車場

建設・ランニングコスト:◎

スペース効率:×

利便性:〇

セキュリティ:△(いたずらの可能性あり)

事故の可能性:△(接触事故の可能性あり)

停電時の使用:〇

平面駐車場は、地上に平面的に駐車する駐車場です

屋外に設置される場合と、マンションの1階部分に設置される場合があります

建設・ランニングコストが非常に安価である一方、スペース効率が悪くなるため、敷地に余裕がある場合に多く採用されます

いたずらの可能性や、駐車場内での接触事故の可能性もありますが、使い勝手が良い駐車場と言えるでしょう

自走式立体駐車場

建設・ランニングコスト:〇

スペース効率:△

利便性:〇

セキュリティ:△(いたずらの可能性あり)

事故の可能性:△ (接触事故の可能性あり)

停電時の使用:〇

自走式立体駐車場は、自分の車をスロープを走って移動し、自ら駐車スペースに駐車する駐車場です

平面駐車場よりスペース効率は良いものの、スロープを設置するスペースが必要となります

比較的大規模な駐車場に多く採用されます

平面駐車場と同じく、いたずらの可能性や、駐車場内での接触事故の可能性もありますが、物の出し入れもしやすいため、利便性は高くなります

機械式(上下式・パレット式)駐車場

建設・ランニングコスト:△

スペース効率:〇

利便性:×(入出庫待ち、パレット上にバック駐車)

セキュリティ:〇(ただし、地上層はいたずらの可能性あり)

事故の可能性:〇

停電時の使用:×

機械式(上下式・パレット式)駐車場は、車をパレットの上に駐車し、機械が車を移動することで、スペース効率を高めた駐車場となっています

上下式は上下のみの移動であるのに対し、パレット式は左右(場合によっては前後)にも移動するため、更にスペース効率が良くなります

小規模なマンションから大規模なマンションまで幅広く採用されていますが、建設・ランニングコストも大きく、入出庫待ちの時間が生じる、パレット上にバックで駐車をするのが困難、車内に忘れ物をしたときには再度出庫操作をする必要があるなど、利便性も悪くなります

機械式(タワー型)駐車場

建設・ランニングコスト:×

スペース効率:◎

利便性:△~×(入出庫待ち)

セキュリティ:〇

事故の可能性:〇

停電時の使用:×

機械式(タワー型)駐車場は、パレットの上に駐車した車が、タワー上の建物の中に収納される形状となります

スペース効率は最も高くなりますが、建設・ランニングコストも最も高くなります

入出庫の時間は、採用される製品によって大きく異なりますので、購入されるマンションの駐車場の入出庫時間は事前に確認しておきましょう

機械式(上下式・パレット式)駐車場と違い、前向き駐車が可能な製品もありますので、駐車が苦手な人には便利かもしれません

駐車場の形状まとめ

駐車場形式平面自走式立体機械式(上下式・パレット式)機械式(タワー型)
建設・維持管理費用×
スペース効率×
利便性×入出庫待ち、バック駐車△~× 入出庫待ち
セキュリティ△いたずらの可能性あり△いたずらの可能性あり〇(地上層は△)
事故の可能性△接触事故の可能性△ 接触事故の可能性
停電時の使用〇可能〇可能×不可能×不可能

駐車場で確認すべきポイント④:駐車場使用料

あまり知られていませんが、マンションの駐車場には賃貸方式と分譲方式があります

賃貸方式は、駐車場を借りる方式で、駐車場使用料として毎月一定の金額を支払うことになります

一方、分譲方式は駐車区画を買い取る方式で、月額の使用料はかからないものの、当初に購入費用がかかります

ほとんどのマンションは賃貸方式です

賃貸方式の場合の駐車場使用料は、毎月かかってくるものなので、ローンや管理費などと合わせて資金計画をしておきましょう

駐車場で確認すべきポイント⑤:その他、気を付けて見ておきたい点

駐車スペースや駐車場から自宅まで雨に濡れないか

駐車スペースに屋根があると、乗り降りしやすいだけでなく、車が傷みにくく、雪かきの必要もないなど、とても便利です

また、駐車スペースに屋根がかかっていても、駐車場から自宅まで屋根がかかっていない場合もあります

駐車場から自宅まで雨に濡れずアクセスできると、荷物を持っている時などは非常に便利です

切り返さずに入庫・出庫できるか

駐車場の中には、一度切り返さないと入庫・出庫ができない「はずれ区画」があります

逆に、配置上非常に入庫・出庫がしやすい区画も存在します

図面や現地を確認し、駐車スペースの入庫・出庫のしやすさを確認しておきましょう

駐車場から自宅までの近さ

特に大型マンションですと、駐車場から自宅まで非常に遠いことがあります

現地が建設中などで確認できない場合は、図面を確認し、徒歩1分で80mを基準とすると、駐車スペースの幅が2.5mなので、32台分で1分、16台分で30秒、8台分で15秒かかる計算となります

駐車場から自宅までの所要時間を検討し、あなたの使用状況によって問題ないかを考えておきましょう

駐車場の騒音・排気ガス

駐車場が近い場合、あなたの自宅に駐車場の騒音が届くかもしれません

機械式駐車場の騒音や、車が走行する音、車の排気ガスなど問題とならないか注意しておきましょう

浸水の可能性

機械式駐車場の地下ピットや、自走式の地下階などは、浸水の恐れがあります

基本的には排水ポンプで水を処理しますが、機械の故障や想定以上の雨が流れ込んでくる場合など、浸水の可能性があることを考慮しておきましょう

マンションの駐車場が不足したら?

近くで駐車場を借りる

もし、マンションの駐車場が不足した場合、駐車場は簡単に増設できるものではありませんので、近隣の月極駐車場を借りることになるでしょう

ただし、他にも駐車場が不足していることでお困りの方がいるかもしれませんし、ご自身で借りる前に管理組合に相談し、管理組合として近隣の駐車場を借りてもらえないか、ご自身で借りる場合でも、費用はマンションの駐車場と同額となるように、差額を補充してほしい等交渉してみましょう

レンタカーやタクシーに切り替える

週末しか車に乗らない場合は、レンタカーやタクシーを使った方がトータルで安くなる場合もあります

ご自身の必要性に応じて判断してみてください

マンションの駐車場が余ったら?

駐輪場に転用

駐車場が余ってくることも多くあります。高齢者になって車を手放す場合もありますし、そもそも駅が近く車の必要性があまりないような地域でも、条例等に定められている台数を設けたため、建設当初から余っている場合もあります

駐輪場が不足している場合は、駐輪場への転用を考えてみましょう

近隣に貸す

駐車場が余った場合は、近隣に貸すことも考えられます

マンションの収入にもなりますので、まずは管理組合で話し合ってもらいましょう

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます

マンションは戸建て住宅とは違い、駐車場が自宅と離れており、使い勝手も大きく異なります

マンション購入の際に、駐車場もよくチェックしておきましょう

この記事がみなさんのマンション購入の参考になれば幸いです

この他にも、駐車場でここは確認しておいた方が良いよ、ここに失敗したよ、というご体験があれば、是非コメント欄よりお寄せください

本日もありがとうございました!

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