50記事執筆してみて気づいたこと

自己紹介

お陰様で50記事

本サイトの記事数が50記事に到達しました!

サイト開設から、1年1か月経っての50記事というのは、いわゆる「ブロガー」としての更新頻度としては圧倒的に遅い状況かと思います。

しかし、少しずつですが、更新を続けることができたのも、こうしてご覧いただいている皆様のお陰です。

本当にありがとうございます!

さて、今回は50記事執筆してきてみた振り返りを行いたいと思います。

いつもご覧いただき、ありがとうございます!

気づいたこと①:発信する時間の確保が難しい

他のブロガーさんもおっしゃっていることですが、記事を執筆する時間の確保がとても難しいというのが、一番の感想です。

書きたい記事は山のようにあるのですが、私の場合、考えをまとめ、解説を入れながら、ひとつの記事にするには最低でも8時間、長いものですと20~30時間くらいの時間がかかっています。

また、実務で使用している図面や写真は、引用できないため、イメージをお伝えするにも一苦労です。

本当に他のブロガーさんはすごいと思います。

伝えたい内容が山のようにあります

気づいたこと②:間違った知識が広がっている

自分で発信を行うにあたり、他のブログやYoutubeを拝見していますが、あまりにも間違った知識が多く発信されています。

特に、不動産業者が発信する住宅選びに関する内容では、間違っているものや、その人の主観を押し付けるものが多くあります。

私も宅建の資格に合格していますが、宅建の資格試験では、建築基準法は50問中2問しか出題されません。さらに、質問内容は、この土地にどのような建物を建てることができるかといった「集団規定」と呼ばれるところがメインとなり、建物単体の「個別規定」については、あまり出題されていない状況です。

そのため、そのような知識のない不動産業者がプロのような顔をして発信されていることは、非常に怖い状況だと感じています。

不動産業者は設計のプロではないのに…

気づいたこと③:常に費用をセットで考えてほしい

住宅購入において、もっとも怖いのは支払う能力以上の価格で住宅を購入してしまうことです。

しかし、他のブログやYoutubeでは、

戸建ての場合、

  • 床は無垢床が良い!
  • 全館空調が良い!

マンションの場合、

  • ワイドスパンで
  • 二重床、二重天井で
  • 角部屋で

というような良い(場合によっては過剰な)仕様を絶対条件かのようにおすすめしていることもめずらしくありません。

もちろんお金があれば、それで良いのですが、すべての物事はお金に直結する問題です。

少しでも安く、良い建物を作ろうと努力している設計者が多くいる中で、安くすることが建設会社の利益の追求であり、「悪」として捉えられている風潮があるように感じています。

費用対効果が高い建物をつくりたいね!

今後の目標

このサイトは、一般の方向けに建築の正しい知識と楽しさをお伝えする目的で解説しました。

その目的は1年1か月経った現在でも変わりありません。

ただ、皆さんの必要としている知識は、ご自身の住宅に関するものが多いようですので、今後は、住宅購入やリフォーム、住宅売却をメインに、体系的にお伝えできるようにサイトを更新していきます。

これまで、1万人以上の方にご覧いただき本当に嬉しく感じています。

今後とも、本サイト「建築のヒント集」をよろしくお願いいたします。

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