立ち会うべき?お茶出しは不要?不動産売却時の内覧の対応の仕方とは

住宅売却

不動産を売却する際、購入希望者は内覧に来られます。

知り合いでない人が、あなたの家に来るわけですので、緊張もしますし、どう対応して良いかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では、不動産売却時の内覧の対応の仕方について、順を追って説明していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事はこんな人におすすめ
  • 内覧は誰が対応したらよいが聞きたい
  • 内覧のために事前に準備することを聞きたい

媒介契約後~前日に準備すること

不要なものを処分する

不動産売却時の内覧では、その不動産を良く見せることが最重要です。

そのため、現在その不動産にある不要なものを、可能な限り処分しましょう。

特に長年住んでいる住宅ですと、何十年にわたって溜まっている様々な荷物が占領しているのではないでしょうか。

物が多いと、圧迫感を感じ、収納が少ないと言った印象にもなり得ます。

この際、処分できるものは、処分しましょう。

物が多い場合は、別の場所に預ける

処分できるものを処分したとしても、まだまだ多くのものが残っているのではないでしょうか。

また、処分するかどうか悩ましいものも多く出てくることでしょう。

そんな場合は、別の場所に預けるのも一つの手段です。

ご親族に預けることや、トランクルームを借りることも検討してみてはいかがでしょうか。

近年では、自分でトランクルームまで荷物を運ばなくても、宅配で荷物を送ることができるトランクルームも存在します。

指示するだけでトランクルームから荷物を配送できる宅トラ



ゴルフバックや釣り竿、キャリーバック、スポーツ用品など、収納に収まらないものは、内覧に来られた人にも、収納するスペースがないことを認識させてしまう結果となります。

もし、近々使わないものがあれば、別の場所に預けてみてはいかがでしょうか。

火災保険を使って壊れている箇所を修理

火災保険は、火災以外にも、風災・雪災・雹災・水災・落雷・落下・飛来・衝突・破裂・爆発・盗取・損傷・汚損も対象となる場合があります。

売却する不動産が、経年劣化ではなく、上記の理由により、修理が必要な状態であれば、火災保険を使って修理しましょう。

なお、火災保険を使ったとしても、その後の火災保険料が上がることはありません。

ただし、被害を受けてから3年以内に申請する必要があります。

とにかく掃除

不要なものを処分し、火災保険で壊れている箇所を修理できたら、とにかく掃除をしましょう。

普段は、他人に見せないからと言って、掃除をしてこなかった部屋も、内覧の際はすべて見られてしまいます。

頑張って掃除をしましょう。

ハウスクリーニング

掃除をする時間が取れない、掃除をしてもきれいにならないといった場合は、ハウスクリーニングを使うのも有効な手段です。

特に、水回りのきれいさは内覧者の印象に残りますので、水回りだけでもハウスクリーニングを利用することも検討してみましょう。

内覧数時間前に準備すること

窓を開ける

いよいよ内覧当日です。

内覧の数時間前からは窓を開けて、換気をしましょう。

他人の家は、住んでいる人が気づかない匂いが存在します。

そのため、窓を開けて匂いが気にならないように、しっかりと換気を行います。

電気・エアコンをつける

内覧に来られる直前には、すべての部屋の電気とエアコンをつけましょう。

明るい雰囲気は、電気を消している瞬間を見せないのがポイントです。

内覧中はずっと電気とエアコンをつけっぱなしにするようにしましょう。

スリッパを用意

普段、あなたがスリッパを履かずに生活していたとしても、当日はスリッパを用意しましょう。

もし、スリッパをお持ちでないのであれば、事前に仲介業者に言っておけば、スリッパを持ってきてくれます。

内覧時の対応の仕方

内覧は魅力が一番伝わる時間帯に設定

内覧は、売却する不動産の魅力が一番伝わる時間帯に設定します。

一般的には、最も日当たりが良い時間になります。東向きなら午前中、南向きならお昼前後、そして、西向きなら午後にするか、西日がきついようでしたらお昼前後にしても良いでしょう。

奥様が立ち合い・その他家族やペットは外出

内覧時の立ち合いは、ファミリー世帯の場合は、奥様など家にいる時間が長い人が1人で立ち合いをされることをおすすめします。

あまり大人数で対応すると、内覧者がゆっくり見づらいと感じる可能性もあります。

また、こどもやペットがいる場合は、内覧者が苦手な場合もありますので、ご主人とともに外出しておくのが良いでしょう。

なお、仲介業者に鍵を預けて、立ち会わないこともできますが、契約時には顔を合わせる必要がありますし、内覧者からの質問に回答することもできますので、立ち会う方がよいでしょう。

お茶出しは不要

お客様が来られるので、お茶を出した方がよいかと思われるかもしれませんが、お茶出しは不要です。

基本的には、内覧者はテーブルに座らないものと考えてください。

もし、夏場など喉が渇くと思われるのであれば、小さめのペットボトルの飲み物を渡すのが良いでしょう。

質問されたことに回答・積極的アピールはしすぎない

内覧時は、内覧者から数メートル離れて立ち会うようにします。あまり、近くにいると内覧者が内覧しにくく感じてしまいます。

また、内覧時には質問されたことには素直に回答します。くれぐれも高く売りたいからと言って、嘘を言ってはいけません。

なお、色々とアピールしたい点があるかもしれませんが、あまり積極的にアピールするのはおすすめしません。

さらっと、一言二言程度アピールして、内覧者から質問が返ってくるようであれば、もう少し話すくらいにしておきましょう。

条件の交渉は後日

内覧時に、内覧者から様々な条件を交渉される場合があります。

本来は、仲介業者を通じて交渉を受けるべきなのですが、内覧者も悪気なく聞かれることがあります。

すぐに回答できれば良いのですが、回答が難しい場合は、言った・言わないのトラブルになる場合もありますので、「主人(家族)と相談します」と言って、回答を見送りましょう。

こういった場合も、家族が外出している方が回答をせずに済みますね。

最後に

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

内覧時の対応のイメージを持っていただけましたでしょうか。

はじめてで不安に思われるかもしれませんが、内覧に来られるかたも、はじめてや数回目の人ばかりですので、心配する必要ありません

この記事がみなさんの住宅売却の参考になれば幸いです。

本日もありがとうございました!

もう一度全体の流れを確認したい方は、以下の記事をご参照ください。

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