人気のある間取りは資産価値が落ちにくい?
住宅購入の際に、人気のある間取りは資産価値が落ちにくいのでおすすめだと不動産セールストークがあります。
この発言の真意はどういったものなのでしょうか。
不動産業者は、不動産を売るのが仕事のため、予算をオーバーしている時などは、なんとか売ろうとします。そのセールストークとも捉えられます。
本記事では、人気の間取りと資産価値について考察します。
是非最後までご覧ください。
- 予算をオーバーしているが、不動産屋から購入を勧められている
- 将来、資産価値が落ちにくい住宅を選びたい
- 人気の間取りを選ぶ方が良いのか悩んでいる
人気を反映した価格となっているのか
住宅の価格は、需要と供給によって形成されています。
需要が高ければ価格が下がりにくいというのは事実でしょう。
しかし、それは現在の価格が適正な価格の場合の話です。
人気のある間取りであっても、その需要以上に割高に設定されている場合もあります。
現在の価格が、本当にその価値に見合う価格であるか、慎重に判断する必要があります。

割高で買ったら、資産価値は落ちやすいね…
今人気の間取りが将来人気の間取りとは限らない
今、人気の間取りが、将来も人気の間取りとなる保証はありません。
例えば、今から30年前のマンションは、エレベーターからアクセスできない階もあるスキップフロア型のマンションが人気でした。
決してそのようなマンションを否定するつもりはありませんが、バリアフリー法の改正などもあり、現在の主流とは違っています。
時代によって、人々の生活様式や考え方は変わります。資産価値を考えて今人気の間取りを購入しても、売却時に必ずしも人気の間取りと限らないことに注意しておきましょう。

将来人気の間取りなんて想像つかないもんね
資産価値は下落率より下落額を重視
資産価値が落ちにくい住宅を選ぶということは、将来的に売却することを想定しているわけです。
その場合、「下落率」より「下落額」を重視すべきです。
つまり、
- 4000万円の部屋が、20年後に20%下落
- 3000万円の部屋が、20年後に25%下落
した場合、20%と25%の「下落率」を比較するのではなく、
- 4000万円の部屋が、20年後に800万円下落
- 3000万円の部屋が、20年後に750万円下落
の800万と750万の「下落額」を比較すべきです。
この場合ですと、4000万円の部屋の方が、下落率は少ないですが、下落額は大きくなっています。
一般的に「資産価値が落ちにくい」と言う場合は、下落率のことを指します。下落率が低い住宅を買っても、高価な住宅を買えば下落額は大きくなる可能性があることに注意しておきましょう。

資産価値が下がりにくいと思っても、高い住宅は要注意だね!
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます。
本記事では、人気の間取りと資産価値について考察しました。
残念ながら、基本的には住宅の資産価値は落ちるものです。
それは人気の間取りであっても、例外ではありません。
「人気の間取りですので、資産価値が落ちにくいですよ」と言う発言は間違いではありませんが、高い住宅を購入させるセールストークになっている場合がほとんどです。
不動産業者のセールストークに惑わされることなく、冷静に住宅選びをしていただければと思います。
この記事がその一助になれば幸いです。
本日もありがとうございました。
コメント