あなたはマンション派?戸建て派?
あなたは、戸建て派でしょうか?マンション派でしょうか?
戸建て・マンションの両方にメリット・デメリットが存在しますが、日本という国全体で見た場合、日本はマンション建設を進めるべきだと筆者は考えています
この記事では、これからの日本はマンション建設を進めるべきである理由について、筆者の考えをお伝えします
理由①:コンパクトシティの推進
あなたはコンパクトシティという言葉を聞かれたことはあるでしょうか?
コンパクトシティとは、人が生活する範囲をコンパクトにまとめ、社会インフラをまとめて効率化しようとする考え方です
私たちが利用する街中には、様々なインフラが整備されています
- 交通インフラ
- 上下水道、ガス
- 道路、橋、トンネル
- ゴミ収集
これらのインフラは、人々が暮らす範囲が増えるほど増えていき、費用も増大します
そのため、人口が減少する日本では、今までより小さな範囲でコンパクトにまちを形成しないと、インフラの維持管理費用を捻出できなくなります
確かに、田舎では鉄道の廃線のニュースも聞くことがあるね
戸建て住宅とマンションでは、同じ面積の土地に住むことのできる戸数は大きく違います
戸建て住宅は、おおよそ容積率100%、3階建てで頑張っても容積率が150%程度しか使えないのに対し、マンションは容積率200%の土地なら、200%の限界まで使うことができ、マンションの方が土地効率が良くなります。
近隣と近くなるのが嫌だという意見はごもっともですが、今後の日本の社会インフラの維持管理費用を安くするためには、マンションを推進することは有意義でしょう
理由②:公共施設が整備される
大規模マンションの開発の場合は、マンションに集会所や公園を整備するように条例等で定められていたり、自主的に整備することもあります
また、マンション敷地の周辺には歩道が整備されたり、マンション周辺の道路幅員が広くなることも多くあります
- 集会施設
- 公園
- 道路
- 緑地
これらの施設は、本来は公共が提供すべき施設です
戸建て住宅が集まっている地域では、周辺施設や公園は、税金で別の場所に建設されていますし、当然道路も税金で維持管理されています。マンション建設は、公共が担うべき役割の一部をマンションの住民が担っていることになります
つまり、マンション建設によって日本の財政に貢献していることになります
近くの戸建ての子も、うちのマンション内の公園で遊んでいるよ
理由③:災害への強さ
マンションは、戸建て住宅に比べ、火事・水害に強くなっています
マンションは、鉄筋コンクリート造の場合が多く、耐火建築物となっているため、火事に強く、また高層化することで水害にも強くなります
東日本大震災以降、津波の危険性も意識され、災害避難場所の確保をはじめ、災害物資の貯蔵などにも多額の税金がかかるため、マンションは、この点でも社会貢献しています
うちのマンションは、市と協定を結んで、津波避難ビルになっているよ
理由④:バリアフリー
マンションは、バリアフリーな設計にされていることがほとんどです
いまどき、エレベーターがないマンションは少数ですし、住戸内の段差もほとんどありません
一方、戸建て住宅は2階建て以上の場合でもエレベーターがついている住宅はほとんどありませんし、平屋の場合でも玄関までの段差を解消するためには、長いスロープが必要となります
今後、高齢化していく日本としては、少しでも高齢者が暮らしやすい住まいを増やす必要があります
おばあちゃんは、足が悪くなって、段差のないマンションに引っ越したよ
最後に
最後までご覧いただきありがとうございます
今回は、これからの日本がマンション建設を推進すべき理由について、筆者の意見を述べました
もちろん、「だからマンションを買いましょう!」と言っている訳ではありません
あなた自身の快適なお住まいを選択していただければ問題ありません
一方で、マンション建設は国としてメリットのある手法です。こういった面も踏まえて、今後の日本の政策を考えるきっかけにしていただければと思います
ぜひ、あなたのお考えもコメント欄よりお聞かせください
本日もありがとうございました!
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